2022.09.25
第70回全日本実業団対抗陸上競技選手権
- 出場者
- 出場種目
- 記録
- 順位
- 出場者
- Judy Jepngetich
- 出場種目
- J3000m
- 記録
- 8分50秒68 PB
- 順位
- 1位
- 出場者
- 木之下 沙椰
- 出場種目
- J3000m
- 記録
- 9分38秒86
- 順位
- 22位
- 出場者
- 樺沢 和佳奈
- 出場種目
- 1500m
5000m - 記録
- 4分16秒44 PB
15分40秒19 PB - 順位
- 10位
16位 - 出場者
- 木村 友香
- 出場種目
- 1500m
5000m - 記録
- 4分15秒67
16分07秒92 - 順位
- 9位
38位 - 出場者
- 佐藤 成葉
- 出場種目
- 1500m
5000m - 記録
- 4分25秒28
15分50秒22 - 順位
- 20位
22位
9/23(金)~25(日)の3日間、「第70回全日本実業団陸上競技選手権」が岐阜県で開催され、選手5名が出場しました。
約1ヵ月半の夏合宿を終え、最初の公式戦となった今大会の模様を、各選手にスポットライトを当てながら振り返っていきます。
〈 ジュニア3000m 〉
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ジュディ選手 / EKIDEN NEWS
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木之下選手 / EKIDEN NEWS
■ジュディ・ジェプングティチ選手(ケニア出身)
昨年の5000mに続き、今年は*ジュニア3000mでも優勝&自己ベストを更新しました。台風の影響で非常に強い雨の中でのレースでしたが、1000m通過後からペースを上げて先頭に立つと、身長167cmと長い手足を生かしたダイナミックな走りで、その後もどんどん後続の選手たちを引き離していきました。結果的には、2位に50m以上の大差をつけて優勝。約2年ぶりに自己ベストを更新しました。
■木之下 沙椰選手(鹿児島県出身)
昨年に続いてジュニア3000mに出場した木之下選手は、目標タイムには届かなかったものの、苦しい場面でも最後まで諦めずにゴールまで駆け抜けました。レース序盤は、格上の選手たちを相手に積極的に付いていくなど、大雨のレースでしたがチャレンジした走りを見せ、次につながるレースとなりました。
*ジュニア:20歳以下の選手が出場するレース
〈 1500m&5000m 〉
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EKIDEN NEWS
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EKIDEN NEWS
1500m&5000mで自己ベストを更新しました。1500mでは、集団の後方で落ち着いてレースを進め、終盤ラスト1周を迎えるとスピードを上げ、自己ベストを約1秒更新。6年ぶりの1500mでの自己ベスト更新となりました。このレースの2日後に出場した5000mでも、自己記録を約10秒更新。スタート直後から先頭に立つと、その後一度も先頭を譲らずフィニッシュしました。
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EKIDEN NEWS
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木村選手(写真中央 37) / EKIDEN NEWS
5000mの調整として出場した1500mは、終始先頭集団でレースを展開。持前のスピードを活かしてチームトップでフィニッシュしました。続く5000mでは、日本トップクラスの選手たちと肩を並べ、レース中盤まで自己ベストに近いラップタイムでレースを進めましたが、終盤に失速してしまい、悔しさの残るレースとなりました。ただ、夏合宿では充実した練習ができたため、これからクイーンズ駅伝に向けて調子を上げていきます。
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佐藤選手(写真中央 16) / EKIDEN NEWS
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5000mでは、積極的な姿勢でレースを進めました。スタート直後から先頭に立って集団を引っ張ると2000m付近までは自己ベストを上回るラップタイムを記録。終盤にペースを落としてしまい、悔しさが残るレースとなりましたが、夏合宿で昨年以上に質の高い練習をこなすことができ、力をつけてきたからこそ積極的に挑戦できたレースとなりました。5000mの調整の一環として出場した1500mでも、自分自身の成長を感じるなど、これからの飛躍に期待してください。
〈 選手コメント 〉
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EKIDEN NEWS
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■ジュディ選手
「約2年ぶりに自己ベスト記録を更新できて良かったです。ただ、レースでは最初の1000mが良くなかったので、今は嬉しさよりも悔しい気持ちが大きいです。もっとたくさん練習していきたいと思います。たくさんの応援ありがとうございました。これからも頑張ります。」
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EKIDEN NEWS
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■木之下選手
「夏合宿明け最初のレースは、雨もあって目標タイムには届きませんでしたが、チャレンジして走ることができました。また、夏合宿では、特に体幹トレーニングに力を入れたことで少しずつですが、走るフォームが改善できていると実感しています。次レースでは、今回達成できなかった3000m・9分30秒以内でのゴールを目指し、応援してくれる皆さんに良い結果を報告できるよう頑張りたいです。応援ありがとうございました。」
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EKIDEN NEWS
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■樺沢選手
「5000mのスピード強化の一環として出場した1500mは約1秒とはいえ、6年ぶりに自己ベストを出せたのは底力が上がったのかなと感じました。5000mでも自己ベストが出たので少しは成長していると思いますし、初めて5000mのレースで練習通りに走れたことは収穫で、今後のトラックだけでなく、駅伝にもつながると思います。ただ15分40秒19と、もう少しで15分30秒台だったことを考えると、まだまだ詰めが甘いですし、このタイムではトップ選手には相手にならないので、嬉しいという感情はないです。クイーンズ駅伝まで残り2カ月、できることは限られていますが、その中でもしっかり練習をやり切り、チーム全員で自信を持ってスタートラインに立てるように頑張りたいと思います。引き続き、応援よろしくお願いします。」
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EKIDEN NEWS
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■木村選手
「夏合宿で充実した練習ができたので、クイーンズ駅伝に向けて勢いをつけるレースにしたかったのですが、それができずに悔しいです。夏合宿は、長い距離を走る練習が多かった中でも、集中力を切らさずにタフな練習も楽しみながらできました。2ヵ月後のクイーンズ駅伝に向けては、昨年のリベンジとしてチームイチガンとなって優勝を目指して精一杯頑張りますので、これからも温かいご声援どうぞよろしくお願いいたします。応援ありがとうございました。」
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EKIDEN NEWS
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■佐藤選手
「自分が最近苦手と感じているスピード面を夏合宿後半から強化した中で出場した1500mは、いつもより身体の動きも良く、成長を実感できました。5000mは悔しさの残る結果となりましたが、積極的に走ることができたことで「チャレンジする大切さ」を身を持って感じることができました。これから本格的に、クイーンズ駅伝に向けた練習が始まりますが、今年はみんなで優勝を狙っているので、今の調子をもう1段階2段階上げられるよう頑張りたいと思います。皆さんを勇気づける走りができるように練習していきますので、これからもよろしくお願いします。応援ありがとうございました。」