2014.03.29
2014 世界ハーフマラソン・コペンハーゲン大会の結果
場所: コペンハーゲン(デンマーク)
銅: 日本 / 3時間31分33秒
- 出場者
- 出場種目
- 記録
- 順位
- 出場者
- 竹中 理沙
- 出場種目
- ハーフマラソン(日本代表)
- 記録
- 1:10'30"
- 順位
- 17
竹中が日本人2位、国別団体戦で銅メダル獲得!
世界ハーフマラソン大会が3月29日にデンマーク・コペンハーゲンで行われ、初のハーフマラソン(2/12全日本実業団ハーフマラソン大会)で日本代表を手中にした竹中理沙が出場した。大会では個人の走りだけでなく国別対抗の団体戦も同時に行われた。レースの模様と結果は以下の通り。
3月の終わり、北欧に位置するデンマークはまだ冬の気候が続き、天候と気温の低さが心配されたがレース当日は思いがけず好天に恵まれた。
レースはスタートしてすぐにケニア、エチオピア勢を中心とする約10名の選手がハイペースの集団を作り、日本勢はその集団から少し遅れて第二集団の流れに乗って前半は落ち着いて走った。竹中は連続して行った高地トレーニング効果を発揮し、予定より速いペースでありながら表情に幾分余裕をみせて10kmを通過した。
15km地点、集団を抜け出す竹中(右)
全日本実業団女子ハーフマラソンの時は13㎞あたりで脚にダメージを感じたが、今回は15㎞過ぎてもまだ余裕を持って走ることができた。15kmが勝負所と感じた竹中は、8位入賞を目指して集団を抜け出して積極的に前を追った。しかし、世界大会は甘くなかった。他の選手も竹中から簡単には離れず、集団を引っ張ったことで思った以上に体力を消耗させてしまった。20km地点は日本人トップで通過したものの、そこから勢いが勝った野村選手(第一生命)に抜かれ、1時間10分30秒で17位、日本人2位のゴールとなった。1時間9分台、そして日本人トップという目標は達成できなかったが、積極的に攻めの内容で走り終え、大きな収穫を得られたレースであった。また、国別団体戦で日本チームは3人が1時間10分台で走ったことにより、見事3位となり銅メダルを獲得した。
20km地点、粘る竹中!
竹中 理沙のコメント
「今回のレースでは1時間9分台を目標としていたので、結果は悔しいものとなりました。しかし、ハイペースの中で前半は冷静に、後半は積極的に自分から攻めて走ることも出来ました。ラストでペースダウンしてしまったところが課題となりましたが、世界の選手の中でとても良い経験が出来ました。また、団体で銅メダルを取れたことは本当に良かったです。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。この経験を生かして、2014年度も頑張っていきますので、今後も応援の方よろしくお願い致します。」
-
国別団体戦で銅メダルを獲得した日本チーム!
-
レースを終えて、竹中と監督
RESULT
1位: Gladys CHERONO (ケニア) / 1:07'29"
2位: Mary Wacera NGUGI (ケニア)/ 1:07'44"
3位: Selly Chepyego KAPTICH (ケニア) / 1:07'52"
4位: Lucy Wangui KABUU (ケニア) / 1:08'37"
5位: Mercy Jerotich KIBARUS (ケニア)/ 1:08'42"
6位: Netsanet GUDETA (エチオピア)/ 1:08'46"
7位: Christelle DAUNAY (フランス)/ 1:08'48"
8位: Valeria SATRANEO (イタリア)/ 1:08'55"
15位: 野村 沙世 (第一生命)/ 1:10'18"
17位: 竹中 理沙 (資生堂)/ 1:10'30"
19位: 岩出 玲亜 (ノーリツ) / 1:10'45"
24位: 城戸 智恵子 (キャノンAC九州)/ 1:11'17"
48位: 山崎 里菜 (パナソニック)/ 1:14'20"
金: ケニアチーム / 3時間23分05秒
銀: エチオピアチーム / 3時間27分05秒
銅: 日本チーム / 3時間31分33秒
4位: イタリアチーム / 3時間31分57秒
5位: アメリカチーム / 3時間32分48秒
6位: フランスチーム / 3時間36分21秒
7位: 中国チーム / 3時間37分43秒
8位: エリトリアチーム / 3時間41分58秒