REPORT

2025.11.23

第45回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会

RESULT

5年連続クイーンズ8!

    〔 RACE REPORT 〕

    アンカーの大谷菜南子選手がフィニッシュした瞬間、選手たちの表情には達成感があふれ、スタンドにいた社員にも笑顔が広がりました。中には、嬉し涙を流す選手や社員も。資生堂イチガンで掴み取った5位、そして5年連続入賞となりました。

    • 1区立迫選手 区間11位 / 22分29秒
      陸上競技マガジン

    • 2区井手選手 区間3位 / 13分22秒
      陸上競技マガジン

    12時15分、号砲とともに力強くスタートを切ったのが1区立迫選手。
    レースの流れを決める大事な区間で終始冷静にレースを進め、先頭と1分以内、8位入賞ラインとは10秒差の11位でタスキをつなぎました。
    2区は、この区間のスペシャリストである井手彩乃選手。これまで4年連続で2区に出場している経験と持ち前のスピードを活かし、順位を3つ上げる好走で、タスキは3区の五島莉乃選手へ。

    • 3区五島選手 区間賞 / 32分54秒 区間新記録
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    • 第3中継所
      五島選手から4区四元選手へ

    圧巻の走りを見せた五島選手

    日本代表経験者が数多く名を連ねた3区にあって、五島選手は他の追随を許さない走りで区間賞を獲得しました。今年の東京世界陸上女子10000m6位入賞・廣中選手(JP日本郵政グループ)が持つ従来の区間記録も10秒更新し、チームを8位から2位へ。これで、五島選手は1区と5区に続いて、3区でも区間記録保持者となりました。
    続く4区には、ルーキー・四元桃奈選手が出場。
    4区は外国籍選手を唯一起用できる区間で、今大会では出場24チーム中12チームが外国籍選手を起用。経験の浅い選手は彼女らのハイペースに飲み込まれ、後半失速することが少なくないですが、四元選手は高校・大学時代に培った駅伝経験を生かしながら落ち着いた走りで、最後は笑顔で駅伝主将・高島由香選手へタスキをつなぎました。

    • 4区四元選手
      区間19位 / 11分54秒

    • 第4中継所 四元選手から5区高島選手へ
      陸上競技マガジン

    昨年、高島選手は大会前日にコンディション不良で無念の欠場。
    資生堂入社10年目ながら、今大会に懸ける思いは人一倍でした。5区はコースのアップダウンや強い向かい風が吹く難しい区間ですが、最後まで諦めない駅伝主将らしい粘り強い走りで、4位で最終アンカーへ。

    • 5区高島選手 区間16位 / 33分16秒
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    • 6区大谷選手 区間17位 / 22分13秒
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    価値ある5年連続入賞

    アンカー6区は、2年連続で大谷選手。
    1度経験している区間でしたが、大会前日はアンカーを走るがゆえの緊張や重圧を感じていました。ただチームメイトや監督からの言葉に励まされ、順位こそ1つ落としましたが、5位でフィニッシュ。最後は一人で立ち上がれないほど、持てる力を全て出し切る必死の走りで、5年連続の入賞を決めました。近年、ますますレベルが高くなっているクイーンズ駅伝。ひとつのミスが命取りになりかねない中で、全員で掴み取った総合5位、5年連続入賞は価値ある結果となりました。

    〔 PHOTOGALLERY 〕

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    〔 資生堂ランニングクラブ公式X 〕

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