REPORT

2024.01.14

全国都道府県対抗女子駅伝

RESULT

  • 出場者
  • 出場種目
  • 記録
  • 順位
  • 出場者
  • 五島 莉乃(石川県代表)
  • 出場種目
  • 1区(6.0km)
  • 記録
  • 18分49秒
  • 順位
  • 1位

五島選手(写真中央・ゼッケン19) / 福島テレビ

〔 RACE REPORT 〕

1/14(日)に京都府で開催された「全国女子駅伝」に、五島莉乃選手(石川県出身)が石川県代表として出場しました。この駅伝は、中学・高校・大学・社会人ランナーが出身都道府県ごとに1つのチームとなり、全国No.1を決める全9区間42.195km。五島選手は1区(6km)に出場し、圧巻の走りで2位に約200m差をつけて区間賞を獲得しました。

  • 五島選手(写真中央・石川県) / 福島テレビ

  • 五島選手

「石川県の皆さんに、少しでも私たちの走りが届いていたら嬉しいです」
五島選手は走り終えた直後のテレビインタビューで、涙ながらにこう答えました。

五島選手は石川県金沢市生まれ。この駅伝には、中学2年時から出場しており、今大会で11回目の出場となります。ただ、今年は今までにない特別な思いを持ってスタートラインに立ちました。能登半島地震発生時、五島選手は帰省先の石川から東京へと戻る新幹線の中におり、運転を再開するまでに停止した車内で20時間以上を過ごしました。その後も日々、テレビで流れるニュースを見るたびに心が苦しくなりながらも、「私たちができることは、走りで元気や勇気を与えること」と強い思いを胸に走り出しました。
1km手前で先頭に出ると、そこからは2位以下の選手をどんどん引き離し、沿道からの「石川かんばれ!」や「五島選手がんばれ!」という声援が五島選手の背中を押しまし。

石川県チームのメンバー全員が揃ったのは大会2日前。万全な調整ができない中でも、チーム全員で決めた目標がありました。
それは「最後まで笑顔でタスキをつなぐこと」。
1区は高低差70mを一気に駆け上がるタフなコース。ゴール後には倒れ込む選手もいる中で、五島選手は目標通り、笑顔でタスキをつなぎました。1km以降は一度もトップを譲らない堂々の走りで、2位に35秒差をつけての区間賞。実は、8年前にも五島選手は1区に出場しており、その時は20分27秒で区間37位。そこから練習を重ね、今大会は18分49秒での区間賞獲得となりました。

〔 INTERVIEW 〕

●五島選手インタビュー
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※資生堂ランニングクラブ公式X(旧Twitter)へリンクします

〔 PHOTOGALLERY 〕

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