2022.07.17
オレゴン世界選手権2022
- 出場者
- 出場種目
- 記録
- 順位
- 出場者
- 五島 莉乃
- 出場種目
- 10000m
- 記録
- 32分08秒68
- 順位
- 19位
日本時間7/17(日)にアメリカ・オレゴン州で開催された『オレゴン世界選手権』女子10000m決勝に、資生堂ランニングクラブから五島莉乃選手が出場しました。世界選手権初出場ながら、世界の強豪アスリートに挑み、19位(32分08秒68)でゴールしました。また、女子マラソンに出場予定だった一山麻緒選手は、無念の欠場となりました。
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第106回日本陸上競技選手権大会・10000m / EKIDEN NEWS
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■女子10000m 五島莉乃選手
資生堂入社後、初めて日本代表として出場した五島選手。格上の選手たちがスタート直後からハイペースでレースを進める中、終盤には大きく離されてしまったが、気持ちを切らすことなくトラック25周を走り切りました。世界で活躍する選手との力の差を痛感し、「とても悔しい」とゴール後は涙を流す場面もありました。しかし、今大会は資生堂入社後、「初」の日本代表&「初」の海外での試合&「初」の世界大会へのチャレンジであり、入社して3年間努力を続けてきた成果でもあります。オレゴンの地で世界の中での自分の立ち位置を知ることとなったこの経験が、彼女をさらなる成長へと導く肥やしとなればと思います。
早朝からネット中継やテレビで応援していただいた皆さん、ありがとうございました!
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Getsuriku
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五島 莉乃 コメント
「今回、初めて世界陸上という舞台で走りましたが、全く勝負ができず、自分の走りもできなくてすごく悔しい気持ちで一杯です。たくさんの人にサポートと応援していただいたのに、力を出せない自分が情けないなと思いました。その反面、テレビで見ていた憧れの舞台で憧れの選手と一緒に走ることができたこと、今まで見たことのない景色の中で走れたことは嬉しかったです。
今回、海外でのレースを肌で感じ、国内の試合では気づけなかった事を学べ、私自身、大きな財産になりました。私も大歓声の中で強くてカッコいい走りをしたいです。あの舞台で勝負する為に弱い部分や足りない部分、競技に対する姿勢も全てひとつひとつステップアップしていきます。
今回の苦い経験も、いつか良かったと思えるように努力し、これから11月のクイーンズ駅伝優勝という目標に向けて、鍛え直してインパクトを残せる走りができるようにしていきます。日本からのたくさんの応援、そして温かいお言葉、本当にありがとうございました。」
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Getsuriku
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■女子マラソン 一山麻緒選手
一山選手は、残念ながらレース2日前のPCR検査で陽性が確認されたため欠場となりました。今大会に向け、長野県菅平高原、アメリカ・メキシコ州アルバカーキと高地トレーニングに取り組み、順調にコンディションを整えてきましたが、その姿を応援していただく皆さんに披露することも叶わず、皆さんには大変ご心配をおかけいたしました。現在は体調も回復しており、無事に日本に帰国し、チーム合宿に合流しております。一山選手らしい元気な走りをこれからも見せてくれるはずですので、楽しみにしてくださった皆さんには、引き続き、応援よろしくお願いします。
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Getsuriku
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一山 麻緒 コメント
「今回の世界選手権は、想像もしていなかった直前での陽性判明となり、スタート地点に立つことすらできませんでした。現地に応援にお越しいただいた方々やテレビ放送を楽しみにしてくださっていた皆さんを残念な気持ちにさせてしまったことで、とても申し訳ない気持ちと悲しい気持ちになりました。今回、走れなかったことは本当に、本当に、悔しいですが、たくさんの方々に支えてもらっていることを改めて感じることができました。また皆さんに元気に走る姿をお見せできるように、気持ちを切り替えてスタートしたいと思います。楽しみに待っていてくださると嬉しいです!」
■たくさんの応援メッセージ、ありがとうございました
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応援メッセージ入り日本国旗
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今大会では、資生堂ファミリーの皆さんから、応援メッセージが書かれた国旗を現地に届けていただきました。レース中には、スタンドではためくこの国旗が五島選手の視界にも入り、大きな力となりました。
■現地レポート
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Hayward Field
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大会モニュメント
大会が開催されたオレゴン州ユージーンは、アメリカ西海岸に位置しています。スタジアムの「Hayward Field」はオレゴン大学のキャンパス内にあり、日本では珍しい陸上競技専門スタジアムでした。また、出場選手の選手村は、オレゴン大学の学生寮が活用されていました。その他、街中の至る所に大会を彩るポスターやモニュメントが設けられるなど、街全体が「世界選手権一色」となっていました。