2022.05.07
第106回 日本陸上競技選手権10000m
- 出場者
- 出場種目
- 記録
- 順位
- 出場者
- 五島莉乃
- 出場種目
- 10000m
- 記録
- 31分58秒97
- 順位
- 3位
- 出場者
- 佐藤成葉
- 出場種目
- 10000m
- 記録
- 33分49秒01
- 順位
- 16位
5/7(土)、「第106回 日本陸上競技選手権10000m」が、東京・国立競技場で開催され、五島莉乃選手と佐藤成葉選手が出場しました。五島選手は3位でフィニッシュし、今年7月に開催される世界選手権(アメリカ・オレゴン)の出場権を獲得。佐藤選手は16位でのゴールとなりました。また、本大会には、競技場にたくさんの応援団の皆さまが駆けつけてくれました。
■目に見えない大きなプレッシャー
『五島選手を支えたのは応援してくれる皆さんの存在』
昨年12月に見据えた大きな目標「世界選手権出場」を目指して、必死に練習をしてきました。大会前には優勝候補として注目されるなど、はじめての大きな重圧との闘いでもあった本大会。結果は、見事銅メダルを獲得し、世界選手権出場が現実のものになりました。優勝にはあと一歩及びませんでしたが、ゴール後にはいつもの明るい笑顔を見せてくれました。レース後のインタビューで五島選手が口にしたのは、応援してくださった方への感謝の言葉でした。「(応援してくださった方の存在が)本当に、本当に、私にとって大きな支えでした」。皆さんの応援が五島選手にとって、とても大きなチカラになっていました。今年7月開催の世界選手権に向けて、「これからさらに進化しないといけないので、また頑張りたい」。日の丸をつけて走る五島選手の活躍に、ぜひともご注目ください!
■日本選手権10000mに初挑戦。『佐藤選手の強みは前に進む“ひたむきさ”』
初めての日本選手権10000m、緊張の面持ちでスタートラインに立った佐藤選手は16位でフィニッシュ。レース後、悔し涙を流す場面もありましたが、応援団への挨拶時にはスタート前の五島選手の重圧を気遣う言葉、ご家族や応援団への感謝の言葉など、随所に佐藤選手の謙虚さがにじみ出ていました。インタビューでは「この大会があったから、『次、頑張れる』と思えるように(これから)頑張ります」と佐藤選手の最大の強みであるひたむきさも垣間見え、気持ちは既に前へ進もうとしていました。もちろん簡単なことではないですが、この経験を次に活かそうとしている佐藤選手の巻き返しに、ぜひともご期待ください!
■選手インタビュー
五島選手インタビュー動画はコチラ
佐藤選手インタビュー動画はコチラ