2020.11.22
2020 クイーンズ駅伝
場所: 宮城県松島町~仙台市
総合12位 2:17'59"
- 出場者
- 出場種目
- 記録
- 順位
- 出場者
- 佐藤 成葉
- 出場種目
- 1区(7.6km)
- 記録
- 24'01"
- 順位
- 区間7位
- 出場者
- 日隈 彩美
- 出場種目
- 2区(3.3km)
- 記録
- 10'31"
- 順位
- 区間7位
- 出場者
- 五島 莉乃
- 出場種目
- 3区(10.9km)
- 記録
- 35'27"
- 順位
- 区間6位
- 出場者
- Melissa Duncan
- 出場種目
- 4区(3.6km)
- 記録
- 11'56"
- 順位
- 区間18位
- 出場者
- 田中 華絵
- 出場種目
- 5区(10.0km)
- 記録
- 33'26"
- 順位
- 区間13位
- 出場者
- 木村 友香
- 出場種目
- 6区(6.795km)
- 記録
- 22'38"
- 順位
- 区間20位
2020 クイーンズ駅伝
11/22(日)に、第40回全日本実業団対抗女子駅伝「クイーンズ駅伝」が開催された。
昨年8位以内に入賞し、シード権を獲得した“クイーンズ8”と、予選会であるプリンセス駅伝を勝ち抜いた14チーム、計22チームが出場。資生堂ランニングクラブはエースの高島を欠いたオーダーとなったものの、出走しない選手たちの想いを胸に、全員一丸となってレースに臨んだ。
1区は例年に比べ日本トップクラスの選手が多数エントリーされ、予想に違わずハイペースの展開となった。その中でも佐藤成葉は目標タイムを大幅に上回る力走を見せた。
2区日隈彩美はプリンセス駅伝での好走を自信にし、スピードを存分に発揮。順位を1つ上げ、さらなる成長を見せつけた。
強豪ひしめくエース区間に抜擢された五島は、6位で襷を受け取り、徐々に前との差を詰め、日隈に続いて順位をさらに1つ上げた。
ここまでルーキー3人の活躍が光り、目標の総合3位まであと16秒と迫っていたものの、その後は厳しい展開を強いられることとなった。
4区を走ったメリッサ・ダンカンは、持ち前のスピードを活かせず、区間18位と苦戦。
田中華絵は後半の山場となる5区で7位を死守。シード権争いのさなかにある後続を寄せ付けない走りで、アンカーの木村へと繋いだ。
アンカーは、副キャプテンの木村友香。プリンセス駅伝の雪辱を果たすべく出走したものの、怪我からの復調途中だったことも影響し本来の力を発揮することができなかった。順位を5つ下げ、12位でのフィニッシュとなった。
◇川村監督総括◇
TVそしてリモート応援での皆さんの熱いご声援ありがとうございました。このような環境の中、活動させていただいていることに感謝しかありません。
そして、今大会は無観客に近い形での開催となり、こんなにも、間近で応援していただけることのありがたさを選手・スタッフ全員が実感した駅伝はありませんでした。
私たちの走りで「元気を届けたい」という思いから、「全国3位」という目標を掲げ、春から一人ひとりの目標を立て、強化プランに落とし込み、そのプラン通りに練習を積み上げることができ、直前まで自信をもって臨んできただけに、本当に悔しい結果となってしまいました。
前日に高島キャプテンの出場を断念、急遽の区間変更の中で、リザーブメンバーも含めて選手全員が一致団結してよく闘ってくれたと思っています。
特に、1区佐藤選手、2区日隈選手、3区五島選手の3人のルーキーは、目標タイムを超える激走で応えてくれ、錚々たるメンバーの中でもひるまずに闘う姿勢を見せてくれたことは、間違いなくチームの大きな成長に繋がったと思っています。
もう来年に向けてスタートしています。満身創痍のメンバーもいますのでまずはしっかり癒し、覚悟と気概を持ってトレーニングを積み、今日のこの経験をチームの強さに変えていきます。
そして、皆さんに元気と笑顔をお届けできるよう頑張ってまいりますので、今後ともランニングクラブの活動にどうかご声援のほど、よろしくお願いいたします。
◇岩水ヘッドコーチ総括◇
今回は、「エース高島を欠いた中でどう戦えるか」をテーマに挑みました。
1区佐藤、2区日隈、3区五島は、プリンセス駅伝同様の区間配置となりましたが、良い状態で臨めたため、自信を持って配置することができました。風などの気候条件による誤差があったものの、事前に設定した目標タイムどおりに走ることができました。
4区以降は、危惧していた不安要素がレースの中で出てしまいました。なんとか粘り、6区木村が襷を受け取った時点で7位と、クイーンズ8圏内でしたが、残念ながら昨年同様、12位という結果に終わってしまいました。
しかしながら、昨年と同じ12位ではあったものの、その中身はまったく違うものだったように感じます。“チーム力”と“個々”の成長を感じることのできた内容であったと自負しております。これまで取り組んできたことの成果と、来年へ向けての強化ポイントが明確になりました。
来年は優勝を目標に取り組んでまいります。応援してくださった皆様の期待に応えることができず、申し訳ありませんでした。来年に向けて再び精進してまいりますので、今後とも選手たちの応援をよろしくお願いいたします。
◇選手コメント◇
1区 佐藤成葉
本日はインターネットやテレビを通して応援して頂きありがとうございました。1区の走りとしては最低限の役割を果たすことができたと思いましたが、チームの目標を達成するためにさらに力をつけたいと思います。
来年仙台の地で成長した姿をお見せできるよう頑張ります。これからも応援よろしくお願いいたします。
(c)Getsuriku
2区 日隈彩美
資生堂社員の皆様、資生堂ランニングクラブを応援してくださった皆様、今回は温かい応援、激励のメッセージなど、ありがとうございました。
私は2区を走らせていただきました。走っているときは今までのきつい練習や、練習の時からたくさん助けてもらったチームメイトのこと、応援してくださる方々への感謝の想いを込めて走りました。
今日の自分の結果を分析すると、目標タイムに届かず、悔しさが残ります。
来年はチーム目標と個人目標ともに達成して皆様に結果で恩返しできるように頑張っていきます。
(c)Getsuriku
3区 五島莉乃
プリンセス駅伝に引き続き、応援ありがとうございました。
今回はトップレベルの選手との力の差を感じたレースとなりました。悔しい思いと改善点がたくさん見つかったので、これからコツコツと積み重ねて、トップレベルの選手と勝負できるようにしていきたいと思います。
駅伝では一人一人の1秒がとても大事になってくるので、「一瞬一瞬が結果に繋がる」と言い聞かせながら来年の駅伝に繋げていきます。ワンチームで今日から1年また頑張っていくので今後とも応援の程よろしくお願いいたします。
(c)Getsuriku
4区 メリッサ・ダンカン
I was disappointed with my result but I did the very best I could with the new training menu and injury in the lead up to the race.
(c)Getsuriku
5区 田中華絵
本日はランニングクラブへの応援ありがとうございました。
個人としては前の選手との差を縮めることができず、チーム目標としていた3位入賞が達成できずに悔しい結果となりました。ここまでやってきたことは間違っていないと思うので、やるべきことを淡々と続けて力をつけて仙台に戻ります。
コロナ禍の中、社員の皆様のランニングクラブに対する応援があるおかげで私たちは走ることができています。本当に感謝しています。今後ともランニングクラブの応援よろしくお願いいたします。
(c)Getsuriku
6区 木村友香
たくさんの応援ありがとうございました。
駅伝予選会での怪我から今日に至るまでできる限りのことを行い今回クイーンズ駅伝に臨みましたが、結果としてチームの足を引っ張る走りしかできず申し訳ないです。自分自身だけでなくチームにも悔しい思いをさせてしまいましたが、走った選手だけでなく一生懸命サポートに回ってくれた選手も含めチーム一丸になって本日を迎えられたことはよかったです。今年はルーキーの力に本当に助けられたので、私自身もう一度チームの力になれるよう精進してまいります。
(c)Getsuriku